エンジニアステップ

初心者エンジニア(1年目~3年目くらい)のための技術ブログ

【書評】Manage It! 現場開発者のための達人式プロジェクトマネジメント

一時期、プロジェクトマネージャーを目指していた時期に読んだ本が「Manage It! 現場開発者のための達人式プロジェクトマネジメント」です。

こんな方にオススメ

  • プロ管で困っている人
  • チームリーダーなどで開発以外にも管理をする必要が出てきた人

 

 

「Manage It!」の感想

ソフトウェア開発のプロジェクトマネジメントに関する本。

2008年出版なので、最新ツール情報などは期待できないが、考え方は役に立つ。

 

目次

第1章 プロジェクトを始める
第2章 プロジェクトを計画する
第3章 プロジェクトをライフサイクルから設計する
第4章 プロジェクトをスケジュールする
第5章 作業を見積もる
第6章 スケジュールゲームを見極めて回避する
第7章 すごいプロジェクトチームを作る
第8章 プロジェクトの舵を取る
第9章 プロジェクトのリズムを保つ
第10章 会議のやり方
第11章 ダッシュボードとその使い
第12章 多地点にわたるプロジェクトのマネジメント
第13章 プロジェクトにテストを統合する
第14章 プログラムの管理
第15章 プロジェクトを完了する
第16章 プロジェクトのポートフォリオ
付録A ライフサイクルについての補足
付録B ライフサイクルについての補足
付録C 参考文献

 

プロジェクトとは何か?

  • 新しい製品やサービスの作成を目的とする新たな取組または体系的なプロセス
  • その完了は、目的の成果物によって示される
  • プロジェクトはリスクを伴い、多くの場合、リソースが限られていることによる制約を受ける

 

考え方一覧(スケジュール関連)

  • 鉄の三角形:コスト、品質、スケジュールを3辺に持つ三角形である。それらは常にトレードオフである(ただし現実にはより多くの要因がある)
  • デルファイ法:各メンバがタスクの時間見積もりを書き出して、集計する
  • 不確実性のコーン:システムは後半にいくつに連れて不確実性が収束していく
  • 3つの納期を使う:最善の場合の納期、可能性の高い納期、マーフィーの法則に見舞われた納期(最悪の納期)。これらを重み付けした平均を使ったりもする
  • フィボナッチ数を使ってタスクの大まかな見積もりをする:1,2,3,5,13,,,というサイズで見積もる。 ※これは実体験からいっても意外と使える

 

会議のやり方

会議をHATEする感じが気に入りました。

  • 会議の参加コストを計算し、この会議は開催するに値するかを考える
  • 問題解決に自分が必要のない会議は避ける
  • 全員が順番に発言する進捗会議は開催しない

 

と、まとめたところで力尽きました。

それぞれ話は面白いですし、わりとプロマネ関連の話を網羅的に触れている気がします。

ただ、この本を読んだからといってプロジェクト管理に役立つかというとちょっと疑問点が残ります。

プロジェクト管理に興味を持った人が流し読みする程度の本としては良いのではないでしょうか。

 

以上、【書評】Manage It! 現場開発者のための達人式プロジェクトマネジメント でした。