Windows10でpython開発環境構築です。
を行います。
【前回の記事】
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Gitとは
Gitとはバージョン管理がするためのオープンソースソフトウェアです。
ファイルの変更履歴を簡単にもとに戻したり出来ます。
作成者はリーナス・トーバルズです。
※Linuxを作ったIT関係の歴史を変えた人物トップ10に入るであろう人物、覚えておきましょう
Gitでは、各ユーザのワーキングディレクトリに、全履歴を含んだリポジトリの完全な複製が作られる。したがって、ネットワークにアクセスできないなどの理由で中心リポジトリにアクセスできない環境でも、履歴の調査や変更の記録といったほとんどの作業を行うことができる。これが「分散型」と呼ばれる理由である。
引用元:WikiPedia
分散型のファイル管理というのが特徴です。
GitをWindowsにインストールする
GitをWindowsにインストールしましょう。
» 参考:Git for Windows
とりあえずNextを押していけば大丈夫です(特別な設定は不要)
デフォルトエディタは何でも良いです。
私は趣味で「Sublime Text Editor」にしています。
※恋するエディタと呼ばれるエディタ。見やすいUIが特徴

「Adjusting your PATH environment」は「Run Git from the Windows Command Prompt」でOK。
Gitが環境変数のPATHに追加されます。
コマンドプロンプトからもGitコマンドが使用可能になります。

最後に「Configuring the line ending conversions」ですが、ここが地味に罠。
改行コードをGitの方で変えますか?という話。

どれがいいのかは難しいところですが、私は3番目の「Checkout as-is, commit as-is」にしています。
以下、それぞれ説明します。
※チェックアウトとコミットというのはそれぞれ「ファイルを持ってくる」「ファイルを最新バージョンとして保存する」みたいなイメージです
Checkout Windows-style, commit Unix-style line endings
- チェックアウト時に[LF]から[CR+LF]に変換
- コミット時に[CR+LF]を[LF]に変換
Checkout as-is, commit Unix-style line endings
- チェックアウト時は改行コードを変換しない
- コミット時に[CR+LF]を[LF]に変換
Checkout as-is, commit as-is
- チェックアウト時は改行コードを変換しない
- コミット時は改行コードを変換しない
という感じ。
Gitの仕組み、改行コードとはなにかという話を理解する必要がありますので、割愛します。
Gitの使い方
新規追加されたプログラムから「GitBash」を検索して起動しましょう。
黒背景のプロンプト(bash)が表示されるので、ギットが正常にインストールされているかを確認するコマンドを打ち込みましょう。
git --version
Gitそのものの理解に関しては、こちらのサイトが見やすくて良いです
サルでもわかるGit入門 〜バージョン管理を使いこなそう〜 | どこでもプロジェクト管理バックログ
GitとPyCharmの連携
GitとPyCharmの連携です。
設定/環境設定ダイアログで、左ペインでバージョン管理 | Gitを選択し、Git実行可能ファイルへのパスを指定します。
パスの例↓
C:\Program Files\Git\cmd\git.exe
参考:
Gitの統合を使用する - ヘルプ | PyCharm
以上、「Windows10でpython開発環境構築。Gitの設定と、PyCharm接続方法」というお話でした。
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